もともとは腰の痛みで治療に
来られた人です。

 

その人が、少しづつ眼圧が上がり、
視力が低下し、ぼんやりとしか
周りが見えず、点眼薬も効果なし、
このままだと手術と言われていたそうです。

 

それまで腰痛のために月1回の
治療でしたが、「もっとひんぱんに
治療に来ないと、そんな状態の目の
治療が出来ません」とお伝えし、

 

その方は頑張って週1回または
2週に1回のペースで来られるように
なりました。

 

そのペースで眼の治療を始めて
3回目くらいです。

 

歯科の丸山先生のところに行って
もらっているので、そのことを
丸山先生にも話をして治療して
貰っていたこともあり、

 

ステロイドでも下がらなかった
眼圧が、30いくつから16まで
下がったので、手術はしないで
すんだそうです。

 

この方は、左目の眼圧が高かった
のですが、左上顎骨が上に上がり、
外側にねじれていたので、それを
なおさねば、たとえ手術をしたと
しても、あまり良い結果にならなかった
だろうとも思います。

 

前に話した手の痛みとしびれの人、
もう少し前に書いたヘルニアのため
両手両足がしびれて痛みのあった人、
そして今回の眼圧の人、

 

これらすべて治療により良くなって
きていて、このような人たちを、
手術すればよいと考える医者の
あり方はいかがなものかと
疑問を持ちます。

 

世の中の多くの手術が、もしよい
治療の先生に出会って治療されたなら
しないですんでいるかもしれないことを
考えると、もっと技術を持つ治療者が
今後増えていかねばならないと思うし、

 

また一般の人も調子が悪くなれば
医者に行って薬をもらえばすむと
安易な考え方、または自分を助けて
くれるのは医学、医者しかいない
わけではないと気付いてほしいと思います。

 

そのためにも多くのレベルの低い
治療者に頑張っていただきたいと思います。