私は2系統のセミナーをしていく
考えです。

 

1つは「知」から「技」、「触」から「治す」へ
セミナーです。

 

これは熟練している治療者には、
全くつまらないだろうと思います。

 

ただし、ここからスタートできる、
勉強していくと、その先の勉強で
得られること、伸びしろが大きくなる
だろうと思います。

 

もうひとつは、テクニックが中心ですが、
「やり方」を学ぶためのセミナーではなく、
どのように考えて行うのかを身につけて
もらいたいというセミナーです。

 

技術には限りがなく、すべてを
覚えるのは大変です。

 

覚えたことをきちんとやらないと
治せないでは、覚えたことを一生懸命に
思い出し、治している実感もあまりなく、
やっているだけになりかねません。

 

スティル先生は、そんなことを
望んではいなかったでしょう。

 

サザーランド先生も、ロリン・ベッカー
先生も、「ポテンシー」「タイド」が
重要であり、フルフォードも、エネルギーの
ブロックを解除することが治療の目的で
あったのなら、やはり一番重要な点を知り、
感じ、理解し、身につけ、使えることが
重要ではないかと思います。

 

今技術を一生懸命身につけようとしている
先生は、もう一度、本当にそれでよいか
考えてみる必要があると思います。