「頭蓋療法」の原稿を書き終えたという
話をしました。

 

いま私はそれ以外の書き物をしていて、
全く息をつく暇もありませんが。

 

いま書き終えなければならないと
考えているのは「傾聴 応用編」として
「ローカリゼーション」についてである。

 

ローカリゼーションとは、私は20代で
修得し、今現在まで使い続けている
「傾聴」という技術を発展、開発
したものである。

 

一言でローカリゼーションと言っているが、
その中には多様なやり方が存在している。

 

「傾聴」を修得するのにも大変なのに
さらに上級テクニックなんて無理
という人もいるでしょう。

 

確かにそうとも言えるけど、実は
傾聴がきちんとできる人には、
修得可能なのである。

 

というか、傾聴を最初に身につけること
の方が大変であろう。

 

しかし、テキストにも書いたけど、これは
時間をかけて努力し、苦労するに値する
すばらしい技術であり、治療という
職業を続ける限りは、一生の宝と
なりうる技術なのだ!!

 

私が内臓マニピュレーションの創始者である
J.P.バラル先生より学び、以来、この内臓
マニピュレーションの初級、中級までを
セミナーや学校等で教えてきたテクニックの
中心的ともいえる「傾聴」を進化、発展
させた技術がローカリゼーションである。

 

私は誰かの模倣であったり、または
作った人の許可を得なければ教えられ
ないようなものは嫌であったため、
自分の独創によるテクニックを
いくつも作った。

 

このローカリゼーションも
そのうちの1つである。

 

内臓マニピュレーションも、今もある
オステオパシー団体のうち、3か所で
講師をしていた。

 

古くからオステオパシーの勉強を
している先生なら知っていることである。

 

そして今はバラル先生の内臓マニピュ
レーションはほとんど使っていない。

 

それは、その技術がよくないという
意味ではなく、違う内臓治療が
いくつもあり、今は使わなくなった
ということで、決して良くない
テクニックであるとは考えていない。

 

今でも充分に素晴らしい効果を出す
テクニックである。

 

ただ、今は以前より多くの先生が知る
ことになり、勉強するようになったので、
全く違う治療をやっているという
ことである。

 

何しろ、私が今書いているテキストは
やはり今までこの世にないものであり、
価値あるものだと思うので、楽しみに
していてほしいと思う。

 

内容はまだセミナーでも行っていない
ことが出ている。

 

こちらは頭蓋の本より薄いので、
早く出版することになる予定である。