オステオパシーの始祖であるA.T.スティル先生は、
筋膜の重要性を力説していた。

 

本当にその通りであろう。

 

ただし、私は近年は、生体物質、生体力学的に
人体をとらえるだけでは人は治せなくなっているため
いつまでも古典的テクニックや、そういった理論を
もとに作られたテクニックだけでは人を治せなく
なってきていると何年も言い続けている。

 

いつか、多くの治療者がそれに気づき、
方向転換してくれることを望んでいる。

 

しかし、だからといって、これらの勉強を
おろそかにして良いということでは全くなく、
むしろしっかり勉強すべきであると思う。

 

最近立て続けに海外の筋膜の優れた本が
翻訳され、出版されてきた。

 

大変に良いことであると思う。

 

海外の本は持っているが、やはり日本語で
勉強した方が何倍もよい。

 

手技を学んでいる人は、ぜひとも
そろえて勉強すべきであろう。