先日、異なる理由によりしびれが生じている
2人の患者さんが来られた。
2人とも・・・塩不足である。
クリスタル岩塩(何の塩でも良いわけではない)を
3-4粒その場で摂ってもらうと、2人とも
しびれがかなり軽減した。
最近涼しくなってきたので、塩自体をやはり
摂らなくなっているとの回答。
「あ~あ」である。
自分で身体を良くする簡単な方法もできないとは。
1人は脳梗塞の後遺症のため。
もう一人は数か月前に足を骨折して手術した人。
先日病院に行って、骨折は完治と言われたが足にしびれが残り、
一部では感覚がないとのこと。
それを医者に伝えると、「治るとも治らないとも言えず、
3年くらいしたら治っているかもしれない」との答え
だったそうである。
つまり、この医者は、「自分には治せない」と言っているのだ。
私がこの患者に、塩を摂らせ、バイオBDFTを行い、
BA(ブレイン・アプローチ)と感覚情報に対する
インパクションテクニックを行ったところ、
しびれも感覚麻痺も全て取れたとのこと。
私は、「足は体重のかかるところで、無理をすると
塩不足でまたしびれは出るが、1時間もしない治療で
医者が治せない症状がこれだけ治るのだから、治るでしょうね。
しかし、塩をしっかり摂らないと。自分でできることを
やらないとダメ」と伝えました。
もう一人の脳梗塞のしびれが膝、足にあり、声帯の発声に
負担のある人は、塩、BDFT、そして歯科アプローチと、
今回初めてBA(ブレイン・アプローチ)を行ったところ、
BAをやったあと、残っていたすべてのしびれと声帯の異常が
消失した。
このBAとインパクションテクニックの情報治療は
ものすごく、今後人に教えてよいものか考えてしまった。
なぜなら、今の治療者は本物の技術があるよと表に出しても
学びに来る人が少なく、また基礎ができていないのに、
高度な技術を学びたがる人も多い。
だからこの高度な技術は、その時が来るまで、
海外のオステオパスにしか公開しない方がいいと考えている。