いま私はパーカッションハンマーに対し、
深く考え、色々アプローチしていこう
と思っている。

 

今回すでに1つの成果があった。

 

私が「教本2」で紹介している
3点バランスチェックは、来院している
ほぼ全員にいま行っている検査法である。

 

これはで脊柱とを、を行った
後に行う。すると体幹部のフルクラムを
見つけられるのである。

 

その体幹部のフルクラム、病変を
インパクションやBDFTによって
リリースすると、3点バランスで
見つけた異常は消失する。

 

そこでパーカッションハンマーを使って
足底から、その体幹部のブロックに向け、
振動派のエネルギーを送ってリリース
出来ないかと考えて行うと、見事に解消した。

 

あの人は心臓にフルクラムがあり、
胸郭上から弾発テストをしても
異常が分かったのがなくなり、
弾力性が出た。

 

次に行ったのが、頭部からの
ローカリゼーションである。

 

すると右頚椎、右側の縦郭、第5
胸椎の右側、食道裂孔、左横隔膜、
右腸間膜等の異常をみつけ、
そのままリンクテクニックで
すべての病変を治した。

 

その時、患者さんの左胸と左腕が
ぴくんとなったのが面白かったが、
このことで、長い間、そうではないかと
思っていたことが確信に変わった。

 

つまり、各検査法の特質により
出てくる病変の質、つまり病変の
意味やレベルが違うということである。

 

力で見つけた病変は力学的なもの、

 

というエネルギー的なものは
エネルギー的、

 

または力で見つけたものは物理的で
大きな塊、

 

傾聴は筋膜、神経的という感じである。

 

これは今後もっと深めていく必要がある。