例えば手の指に「腫れ」と「痛み」があるとする。
BDFTによって、これを治せるとする。

 

新バイル法でもできるならば、これは
1か所につき約15秒で終わるので、
こちらの方が良い。

 

しかし、術者自身の能力を高め、
深い世界とのつながりを持って治す
オステオパシーの哲学の領域に入った
治療するということでは、BDFTが上である。

 

BDFTは、ロングタイドが体中を移動していくので
術者は身体のどこに問題があったかの
認識ができるし、全身を診ることができるが、
時間がかかる。

 

新バイル法においては、何が問題かを理解し、
全ての状態を調べ上げて一度に治療するが、
10分くらいで検査と治療が終わる。

 

どちらも一長一短があり、それだけで
良し悪しを決められないが、その両方の
治療ができる私は、その時に必要とされる
ことを行えるので有利であろう。

 

手技しかできないならば達成しえぬことも、
新バイル法によって補完しうる。

 

早く多くの治療者に「治療する」ということは
「肉体」「精神」「エネルギー」の3つの面で
アプローチしなければならないのだと気付いてほしい。

 

それらを身につけることがいかに大変であっても、
やらなければならないことを理解して、
勉強してほしいと思う。