この健康法を実践している多くの人が
気付いていないであろうこと2点を
紹介することにしました。

 

これが出来たからと言って、正中心が
開かれるわけではないけど、知らなければ
全くダメでしょう。

 

特に例として出すのは、
上体、下体の腰腹練習法である。

 

注意点は2つ。

 

1.最後の姿勢ー中心力を込めたときの
両肩は決して上げない。むしろ「気持ち」
下げるようになるとよい。

 

2.「上体」からは、鉄棒を上にあげる時に、
肘を支点にワイパー運動(ヒンジ運動)に
ならないように上げること。

 

 

肥田先生は説明ではこれを述べていない。

 

しかし、残された白黒の映像を良く見れば
分かるが「上体」からの練習では、両肘は
少し前に出るようにして、鉄棒を上に
上げている。

 

横からの映像を注意してみてほしい。

 

また「下体」からの動きを見れば
分かるように、両肩は決して
上に上がっていない。

 

これを肥田先生は、「上体への力を入れたり、
上体を伸び上げたりすることは大禁物。
常に正しく品力の働きに従う」と
言っているが、

 

上体が上に行くのは中心に力が
まとまらず、この練習の効果を失う。

 

よくよく工夫して行うことで、
多大なる効果が得られるようになると思う。