いま小学生の子供さんで、小さい時に
数回治療したことのある患者さんの話です。

 

喘息のような咳、おなかにじんましんが出る
等の症状で、再び治療に来られている。

 

今回で2回目であるが、学校の給食の時以外は
だいぶ咳が止まり、じんませんはゼロになった
そうである。

 

その子に出てきたのはジオパシックストレス
であり、それを治療した。

 

気になったのは歯列矯正のために、
3年間くらい、夜にマウスピースを
着けて寝ていることである。

 

治療中もゴホゴホと咳込んでいて、
具合が悪そうである。

 

咬合を調べると、やはり問題があり、
マウスピース自体にもストレスを
持っていた(NMRTテストで確認)。

 

そこで、今回の「歯科領域セミナー」で行う
「舌テスト」と「嚥下テスト」を行うと、
案の定問題ありであった。

 

 

以上を踏まえ、歯科領域のテクニックで治し、
次回来るときにマウスピースを持ってきて
もらうことにして、治療を終わる。

 

2回目の今回は、最初に言ったように
じんましんを消失(これは左腎臓の下垂による
下腹部の代謝や血液循環ストレスによるものと
判断して、インパクションテクニックを
ほんの2秒で治療は終わった)と、

 

ほぼ咳がないことを確認したが、やはりまだ
咬合問題ありで、歯科テクニックを行い、終わった。

 

次回どうなるかが楽しみである。

 

子供の気管支炎は大人より容易に治るが、
逆にストレスの原因を見つけないと、
同じ原因でまたもとに戻りやすいので、
よくチェックして再発しないように
しなければ、今回のように1回でほぼ
治すということは起こらない。

 

一時的によくなっても、数か月、数年後に
必ず再発する。