先日来た患者さんのお孫さんが
塾に行っていて、月々8,000円で
親が高いといっているそうである。

 

これは本当に高いのか?

 

物によっては値段の高低では
高い安いは決められない。

 

もしその塾へ行っていることで、
勉強する習慣を身につけたり、
勉強の仕方を身につけられ、それが
ゆえにその子供の将来が大きく
変わってくるとしたら、その
月々の8000円は高いのだろうか?

 

そして、今は100円ショップで
色々なものが買える。食材すら買える。

 

しかし、多少でも高い食材より
農薬や化学物質が強いとして、
それを毎日のように食べていたとする。

 

もしかしたら、10年20年後に、
取り返しのつかない病気になったとしたら?

 

本人は大丈夫だとしても、自分の
子供に障害が出たとしたら?

 

その時のダメージを考えたら、その
100円は本当に安かったのだろうか?

 

それと同じく、安いセミナー、安易に
使えるテクニックは、難しい疾患を
本当に治してくれるのだろうか?

 

こういうことはよく考えた方がいいと思う。

 

私は「安い悪い」ということは
あると思っている。

 

高いものはそれだけの付加価値がある。

 

しかし、どんなに良いものも、
使い方がよくなければ
結果は良くないだろう。