一番最初にTMJの治療(噛み合わせのテクニック)を
学んだのは、カイロプラクティックのS.O.Tという流派の
クラニアル・テクニックにあるカテゴリー2からの
TMJ治療であった。

ステップを踏んで治療を進めることに違和感を覚えたが、
そこそこの効果を得たし、このように考えるのかと
治療のアプロ―都が分かったのは良かった。

私は次にオステオパシーの勉強をして、クラニアル・
セイクラル・セラピー(C.S.T)を学び、オステオパシーの
頭蓋治療を学んだ。

オステオパシーでは咬合(TMJ)問題をどのように捉えて
アプローチするのかを知って、それはそれで良かった。

次にヴィオラ・フライマンD.O.から学んだTMJの
アプローチがオステオパシーの本流のやり方とか
考え方を知ることになり、大変勉強になった。

それらのすべては今の私の頭蓋アプローチでの
ベースとなっている。

今はもう、J.E.アプレジャー先生にも、
ヴィオラ・フライマン先生にも
どんなことをしても学びようがないのだから。

ただ今はアプレジャー先生も、フライマン先生も、
そしてロバート・フルフォードD.O.のテクニックでさえ
映像で見ることができるのはすごいところではあるが、

生の先生たちから学んで情報を得られるのは
大変に貴重で大切な経験である。

決して多くはないけど、素晴らしい先生たちから
クラニアル・テクニックを学べたのは
ありがたい経験であった。

亡くなった先生方から学ぶことはできない。

しかし、このTMJ治療については、自分でアプローチ
していくうちに、多くの関連部位を治療しなければ
ならないことに気付いて、その必要性ゆえに多くの
オリジナルテクニックを開発せざるを得なかった。

その1つが最近開発した不正咬合力の歪力が作る
頚椎および胸部へのねじれの診断と、
その治療法である。

多くの治療者はどのような関係で不正咬合が
他組織の異常に関連しているかに
気付きもしないと思う。

しかも、気付いたからといって、どのように
したらよいかは分からないのである。

その関連性を無くさねば本当に治している
ことにはならない。

このテクニックは、今度出す予定の
「歯科領域のクラニアル教本」に載せることにした。