歩行時の左脚の動きがおかしい
(内反している)患者さんの話である。
脊柱、骨盤、脳内スパズム、クラニアル、
内臓(インパクションにより治す)、
両下肢をBDFTにて治療した。
歩いてもらうと、個々の問題は治療した
にも関わらず、やはり歩き方が
おかしいままであった。
何か一番適用するテクニックかを
擦過テストにより調べた。
WTS、バイオダイナミクス、
内臓マニピュレーション、
メカニカルリンクという具合に
チェックしていった。
するとFAT(フィールド・アジャスト・
テクニック)と出た!!
更に擦過テストで調べると(左脚が
内反して歩く)のに対し、左の背中、
肩甲骨内側にFATのアジャストを
行うと出たので、その場で真っ直ぐに
歩けるようになったのだ!!
FATじゃなければ解決しない場合が
あることは知っていたが、改めて
(自分自身が)このテクニックの
凄さを知った。
他のテクニックで変わらなかったものが、
ほんの数秒のAJ(アジャスト=治療)で
変わったのである。
自分でテクニックを作っておきながら
他のテクニックばかりを行い、
FATを忘れていたのには、
このテクニックに対して
申し訳ない気持ちになった。