最近この本を入手した。
国書刊行会
この本には、松本道別(野口晴哉の師)、
「野口整体ー野口晴哉」、「臼井霊気療法」
などなど、興味深い話が盛りだくさん
紹介されている。
日本の明治、大正、そして昭和の初期に
流行していた治療の、その多様性を
今の治療者では知らない人が多い。
マッカーサーによって消されてしまった
治療がたくさんあったということだ。
確かにそのころの療術の中には、
どうしようもないもの、サギ的なものも
多かったようであるが、
その中での優れていたものが
今でも残っている。
野口整体、レイキなどである。
この本は療法のルーツを知るのにも、
治療術ということを考えるうえでも
大変貴重な一冊であろう。
一読をお勧めする次第である。