オステオパシーの治療手技には
多くのテクニックがあり、

 

自分にとっての基準というものを
持たないと、施術に必要なものだといって、
必要以上のものをカバンに詰めて、
大変なことになってしまうのと同じです。

 

しっかりした基準や基盤を持ったならば、
そこで初めてすべては生きてくる、
活かすことが出来るようになります。

 

では基準とは何でしょうね?

 

どこを

どのように

いつ

どのタイミングで

どこまで治すのか

が分からなければなりません。

 

要は、「診断力」「判断力」に尽きる
ということです。

 

当院では7月14,15日の休日で
2つの診断セミナーを行いました。

 

この「診断力」ということの重要性や
意味が分からなければ、そしてその技術を
持たなければ、いくら治し方を学んでも、
全く無意味に等しいということになります。

 

人はどうも表に出ているきらびやかなものには
目を留めるようですが、それを活かすものが
何かを知らない人が多いようで、

 

治療の世界でも治すという華やかなところにだけ
目を向けている人が多いように思います。

 

大変に残念なことであると思います。