今の教育は大事なところを教えていない。

 

すなわち

 

医学においては仁術

 

経営については、儲けるとか生産性とか
ではなく、社会貢献や仕事の生きがいとか

 

治療者も、解剖、生理、治し方などの
テクニックは学んでも、病の意味や
治療行為の意義、治療家の役割などは学ばない

 

何か大事なことをはずされて、
目先のことのみ追求し求められている、
教えられているような気がしてならない。

 

私は前に言ったように、治療は
「哲学、信念、概念」
「肉体、精神、エネルギー」の
各3つをもっていないといけないと考える。

 

テクニックや考え方、気持ちの持ち方
ぐらいでも教えてくれたら、それだけでも
素晴らしいことである。

 

「人」を作るのに、多方面から取り組まねば
本物にはならぬことを考えてほしい。

 

手短にインスタントに要領よくやることが
本物を作り出すことにつながると
考える方がおかしい。