そのレベルに正しく入り、かつ術者側が
心静かに感覚を研ぎ澄ますと分かってくる。
自分がビジュアライズした組織の中で、
ロングタイドが動いていく、移動していく。
リキッドライトでは感覚が変わり、
組織を変容させていく。そしてベクトルが
修正されると、傷ついた組織が活力を取り戻す。
正常化へ向かう。
これらは、それを体験し、かつ体得せねば
机上の空論にしかすぎず、分からない人は
単にその気になってやっているつもりのままで、
病変には何の変化も生じない。
この感覚を少し分かる人の方が逆に危ない。
変に組織を歪めてしまい、かえって悪化させて
しまうかもしれない。
「何が正しい状態か?」を知っていなければ
自分のやっていることの正否が分からず、
よく切れる日本刀をむやみに振り回している
ようなものだ(大変に危ないということ)。
だからバイオダイナミクスは、正しく使える人から
感覚を伝えてもらい学ばないといけないし、
それを修得できるまで自分のレベルを充分に
あげておかねばならないのだ。
今は私が初めてバイオダイナミクスを学んだ時よりも
多くの人がこの技術の存在を知り、学んでいるだろう。
その中にはだいぶいい加減なものもある。
この技術を真に修得し、使うことができたら、
多くの患者が救われる。
しかし逆の場合は・・・
大変、悪い!