これは私が20代の頃、J.P.バラルD.O.(オステオパス)から
上級内臓マニピュレーションで学んだ技術である。

今それを彼が教えているか分からない。

私の学んだテクニックを、私が応用して用いたら
大変に効果があることに最近気づいたということである。

このやり方は説明できないけれど、こんな時に用いて
非常に有効だったということは述べておこう。

クラニアル・テクニックをやっていて、頭が左右どちらかに
動いていくと言うのは、クラニアルの治療をする人は
よく経験していると思う。

私もそれに対し色々と今までやってきた。
色々なやり方があり、それはここでは述べない。

しかし、今まで行ってきたやり方だと、
またもとに戻ってしまうことは多かった。

時間をかけて、丁寧にそれらのやり方を使って
治療すれば効果はあった。

あるときふと、バラルD.O.のやり方を思い出して用いると、
非常に有効、かつ短時間にして再発をしてこなくなることが分かった。

私は過去何十年も多くのすぐれたオステオパスに学んできた。

しかし、ごくわずかな先生たちのテクニックが、
今でも使われているに過ぎない。

しかし、今回のことで、学んだテクニックは、学んだ自分の
深い考慮と試みにより、充分に活かされるのではないかと改めて思っている。

多くの学習者も、優れたテクニックを学びながらも
充分に活かしきれず、あきらめてしまった人は、もっと
多くを知り、学ぶことで、それら(本物のテクニック)を活かしていってほしい。