私はこれを昔ブログに「影ボス」という表現で書きました。

現代のボスは、威張ってる人も
いるかもしれませんが、
普通の会社の社長さんみたいに
とてもスマートな感じなんですよ。

高学歴で。本当に悪い人というのは
見た目も普通で、喋り方も普通だったりします。

影のボスは目立たないけど、
ボスだから悪い奴らを操ってるんですね。
それがメジャーですよ。

影ボスやっつけないと、
いくら下っ端を捕まえても、
影ボスが生きている限りダメでしょ。
影ボスがメジャーです。

司令出して悪いことやらせてるんですよ。
子分たちが影響を受けてるでしょ。
ボスが考えてることを実行して
利益あげてるんでしょう、彼らは。

ここまで言えばわかりますか?

言い換えると、マリオネットのようなものです。
上の方で操られる人形です。

上で操作して動きを出すでしょ。
上で操作しているのが元だから、
そこを修正すればマリオネットの
手の動きとかが変わります。

つまりは、そういうことです。

大元で影響を出しているところ、
それは精神であったり構造体であったり、
いろんなことがあります。

マリオネットの手の形を動かす大元のところ、
そこからスタートしてそれが
おかしくなっているわけだから、

おかしくしている原因を見つけて
治すということです。そうする必要があるんです。

その見つけ方が重要であって、
その結果を追ってはいけないんだけど、
二次的に出た障害も長く悪ければ、
そこがメジャーにもなりえます。

またそこから派生して
悪くなったりするんですが、
分かりますか?私が今言ってること。

だから長く病気を持っていると、
最初は一箇所から始まって、
それが例えば 3 箇所に影響して、
時間経つとそれぞれがまた
違うところに影響していく。

そこからまた影響が派生していく、
そういうことが起こるわけです。

大元の一箇所を治しただけでは
最後の全部まで治らないかもしれないです。

その場合、別のところを治す必要が
出てくるかもしれません。

でも考えるべきはやはり最初の大元です。

そこにたどり着くまでに、
その手前の場所をいくつか
治していく必要があるかもしれません。

最初の大元がその時は分からなくても、
手前の場所を治していくことで
だんだん見えてくるかもしれません。

そして少しずつ大元に近づいていって、
最終的にそこまで治さないと
だめよということです。

元締めがいて、そして元締めからいろんな人が
仕事をしているということです。

そして、その元締めまでたどり着ければ、
全体が変わっていくかもしれません。

場合によっては大元締めを
最初に見つけることができるかもしれません。

大元締めをやっつけてそれから
手下をやっつけなければ
ならないかもしれません。

要するに巨大組織に
なってしまっているんですね。

ボスがいて幹部がいて、幹部ももう
まるでボスのような働きをしていて、
その人に何人も部下がいるかもしれないですね。

どうですか、わかりましたか?

今まで学んできた理論に
あまり当てはめすぎないようにしてください。

その理論に縛られすぎないようにしてください。
理論も間違ってはいないんです。

そういう場合もあるんですが、
それに当てはめようとしすぎるとダメなんです。

もっと融通性を持たないとダメなんです。

なぜならば全ての病気とか疾患というのは、
人間の小賢しい知識では理解できない
ことが起こってることがあるからです。

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この「メジャーとは何か」
過去に行った「触るからはじめる
オステオパシーセミナー第5回 」からの抜粋です。

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