雑草の生い茂った土地があるとする。
人間でも動物でも、かきわけて通るとする。
すると、そこに通ったという痕跡が残る。
それか消えてしまってなら、何かが通るならば、
ゼロスタートで新しい道を作る。
しかし、雑草が踏み分けられた跡が残っていたなら、
後から通るものは、そこを通っていこうとする。
その方が新しいところを通るより容易だからだ。
このことは、他のことにもあてはまる。
過去の悪い出来事、良い出来事によって、
人は、自分の新しい行動に対して、今までにない、
まっさらな状態で行動したり、思考することができず、
本人が意識しようとしまいと、それに影響されて、
思考し、行動してしまう。
しかも、時として他の人が行ったことでも
(知らなくても)自分がそれに影響されてしまう。
この影響は、「他の人がやった同じミスをしてしまう」
とか「大勢の人が同じあやまちを繰り返す」という
言葉からも分かることである。
ではこういう悪い道筋から逃れることは出来ないのか?
というと、そうでもない。
それは・・・
2に続く。