特に難病に関しては深く掘り下げて
治療をしていくべきであるーというのは
今も変わらないポリシーである。

 

しかし、あまりに世の中には「触れずに治す」
「瞬時に変える」の類が多く、あほくさいと
思っている。

 

一流のオステオパスが、医学的勉強、
生理学、解剖学、病理学等をしっかり学び、
かつ組織を触診することに努力と時間をかけ、
治すテクニックをやはり大変な労力と時間を
かけてマスターしていき、治療にあたるのだ。

 

分かりやすく言うと、汗をかかず、痛みも
体験せず、時間もかけず中国拳法を学んで
秘伝を学んだから強くなったと思っている
人がいるとする。

 

極真空手のようなフルコンタクト系の武道を
徹底的に学び、練習し、訓練し、汗、血を流し、
痛み目にあいながら修練した人と戦ったら、
どうなるかは火を見るより明らかである。

 

努力しないでコツだけを学べば、人を治せる
などと思うのは大間違いである。

 

そんな簡単な技術は、私も簡単に作れる
だろうと思い、30分くらいで作り上げた。

 

私の持論であるが、「触るから治らない。
触れないから治ることがある」という
考え方だ。

 

これを仮に「遠隔法」と呼ぶことにしよう。
実際に臨床で行って効果はある。

 

これはWTSのテクニックでは全くない。

 

ただ重要な点が1つだけある。

 

肉体的検査法、及び・・・絶対に必要なのは
診断法で、「どこをどうする」が分からないと
ダメなのである。

 

診断、診療時間を含めて、約3分もあれば
良いと思う。診断は「ただ楽になった。
痛みが取れた。動けるようになった」だの

 

世間一般の動画になる効果のチェックではなく、
きちんとオステオパシー検査で身体が
変わったことを確認出来ねばならない。

 

でなければいくらでもいんちき、トリックに
よって、まるで治ったように見せることが
出来てしまうからだ。

 

そして診断法は・・・相手に全く触れずに
見極めるために、診断セミナー2で行う
擦過テストが大事で重要である。

 

それでそのセミナーでは、単に検査法
だけでは面白くないだろうから、この
「遠隔法」も合わせて教えたいと思う。

 

この遠隔法だけでも、ものすごい
価値はあると思う。