今回当院に初めて来られた人で、
足首の痛みのため1年以上
苦しんだ人である。

 

整形に行き、整体に行き・・・治らない。

 

整形では、痛くなく歩けるようにと
ギブスを作らされたそうである。

 

それをつけて歩くと、なんとさらに足首が
痛くて、とてもじゃないけど付けられない
そうである。

 

長い間、杖を使っていたそうだ。

 

その人曰く、医者に痛みを訴えると
そのたびに足に注射されるのだそうだ。

 

そして本当に治そうとする気がないような
受け答えをするそうである。

 

しかも、その病院にはたくさんの
患者が来ていて、マッサージ師が
リハビリして、マッサージしてくれるそうだ。

 

私は言った。

 

「そのマッサージ師も理学療法士も、
本当に治そうとか、治るとか思って
治療にあたってないんですよ」と。

 

残念ながら世の中の治療者の、おそらく
3分の2は、難しい疾患の人に対して、
治したい、治す、という気持ちでは
施術していないようだ。

 

この人に対して、まず姿勢分析と
動作チェック、どんな時に足首が
痛むかを見た。

 

姿勢は、痛みある足側に
体重をかけていた。

 

本人にそれを指摘して、

 

「本来、人間の身体は損傷している
側に負担をかけない状態にしようと
するのに、あなたは悪い方の足に
体重をかけていて、おかしいと思いませんか?

 

何か、痛くない側に、(症状を自覚
できなくとも)問題を持っていて、それで
痛い側に体重をかけざるを得ないので、
なかなか痛みが治っていかないと思う。

 

それに対し、医者も整体、マッサージ師も、
すべて痛む方の足に何かをしようとしているので、
結局治せなかったということだと思う」
と話をした。

 

そしてNMRTで検査すると、
」が
すぐに出てきた。

 

それで「寝る」ことについて、
いくつか質問をした。

 

すると驚くことに、寝るときに
腹臥位で本を読みながら寝るそうだ。

 

寝つきが悪いので薬を飲んでいる。

 

薬を飲んでいても、すっきり眠れない、
夢を見る、などの問題点が出てきた。

 

まず寝ながら本を読むのをやめる
ことを指示し(その姿勢が背骨に負担を
かけているのは明白)、寝るときは
本を読めば、余計に眠りが悪くなる
ことを伝えた。

 

そして、ジオパシックストレスについて、
それを解除して再検査すると、痛い側に
体重をかけたのが半分以上良くなり、
痛む足に負担をかけても痛みは消失した。

 

何も身体に触れていないのに、
痛みが取れたということである。

 

世の中の多くの人は、目に見えることに
気持ちが取られてしまうが、それなら
自分が気をつけるなり、何かで自然に
治っていくだろうが、多くは意外なことで
身体を壊しているのだ。

 

7月に行う診断セミナー2日目は、
この一般的治療検査ではなく、もっと
普通では気が付かない原因を見つけ出す
技術である。

 

難しいやり方と治療法は、ワールドセラピー
システムになるので、一般公開するのは
簡略化したもので、このように調べていく
ということを講義する予定です。

 

このやり方の素晴らしいところは、単に
治すことではなく、「原因を見つけ出し」
「どのようにして予防するか」
「どのように治療を持っていけばいいか」を
見つけられる技術であるということである。