2では診断としての用い方を話した。
今回はこのスパイダーネットによって、
何ができうるか考えてみよう。
これは単独でこれを用いても、
筋膜リリースのようにして
治すこともできる。
また、今月に行う予定の
「身体トラウマリリース」において
併用して行うこともできる。
つまり、ソマト・エモーショナル・
リリースや、アンワインドのテクニック
において、どのように相手の脚や腕を
どの方向に動かすのかという感覚は
大変難しく、感覚のよい先生が、
大変をつむしか身につける方法はない。
しかし、このスパイダーネットにより、
これをより容易に行いうることを
発見したのである。
詳しくは説明できないが、人体は、
1.筋力が強くて固い
2.損傷があるために固い
3.どこかをかばうために固い
4.精神的な緊張のために固い
と、簡単に分けてもこれくらいある。
その中で、2の損傷、病変のために固いを
認識してつかみ、リリースしていかなければ
ならないのである。
この1~4に対しても、「知から~」の
セミナーでは行っていくつもりであるし、
このセミナーを受けた先生は、身体の
緊張が何を意味しているのか
分かるようになるだろう。