簡単な関節の問題、例えば肘、
手首、指、肩の問題があるときに、
原発の病変をローカリゼーションに
よって見つけ出し(ほんの数秒)、
が、手首や爪から来ている
のを見つけたとする。

その所に、ニュートラルバランスの
○○テクニックを行う。これも1分弱。

それによって肩の痛みは
解消するという具合だ。

こんなに便利で効果が高く、時間も
とられないテクニックがあるのに、
なぜ病変のリハビリをしたり、これを
接骨の先生が勉強して身につけ、臨床で
活かさないのか、全く不思議である。

たとえ効果なくとも、時間ロスも
患者に余計な負担をかけることもない、
この全く新しい原理(世界中に他に
存在しないという意味)に基づいた
テクニックを学ばないなんて、
目の前にポンと置かれた金塊に
手を出さないのと同じくらいな
損失である。

間接法のようにまったく時間が
取られないこの方法は、もっと
多くの先生が使うべきであろう。

まあ、あまり新しいものに手を出さない
とか、新しいシステムに移行できない
政治や役所の人と同じであるから
治療の世界もすごい進歩がないのは
仕方ないが。