心の準備ができていない段階で何かを行うとか
身体が充分に温まっていないうちにプレーすれば
すなわち即ケガに結び付くだろう。

 

それと同じことは治療にも言えている。
以前は初期バランスと呼んでいたものを
大きく変えた。

 

それにより、対症状に対しての治療効果が
大変に上がったと思う。

 

状況や環境、心の前段階の異常を取り除いて
おくべきて、それでこそこちらの情報の
チェックと新たな情報入力のすみやかな
受け入れを相手がしてくれるので、
このプロセスは大変に大事である。

 

何度も言っているが、WTSの治療の成否は
まず基本的プロセスをしっかり身につけ
使いるようにして、そして上手くいかない時には
基本に戻ってチェックしなおすことである。

 

その繰り返しが大切で、そのプロセスをしないで
応用していくのは難しい。

 

通信教育においては、基本的なことを理解し、
身につけ、きちんと行えるようにまで
することが大切である。

 

過去の多くの失敗者がたどったのは、
このことを軽く見て、この通信も見ず、
自分勝手に考え、自己流に解釈して、
よく考えずに使っていくということである。

 

私が繰り返し、しつこく言っていることを
行いもせず、技術のせいにするという考えでは、
他のいかなる何かを学んでも、より高度な
技術になるほど、そういう人たちが
身につけるのは絶対できないであろう。

 

大変に残念なことではある。