僕がここでやってることで、
基礎だけど、皆さんが難しいと感じるのは、
基礎からもっと難しい事を見せるからでしょう。

基礎だけを学びやっているのは、
ちょっと来た人がつまらないと感じるでしょう。

ですが、長く臨床やっていて
本当に自分に基礎が足りないと思ってる人は、
「ああ、こういうことが自分は出来ていなかった」とか、
又は「ここが分かっていなかった」と気付くべきなんです。

基礎の中に奥義ありということですね。

ですから例えば武術なんかでは、
まずは基礎、基本的なことを学びます。
ベーシックなことを学びます。

武術を習って、最初の、基本であり
基礎的なことをやっていって、
そしてどんどんどんどん上級試験受かって
ランクが上がって、

そして先生から、
じゃあ君に秘伝を教えようといわれたとします。

君はここまで頑張ってきたから
君に秘伝を伝えようといわれ、
何を教わるかというと、
基礎をまた教わるんです。

これは教わったことではないかと。

ところが、上達した人にその先生は
その基本の意味を伝える。

その基本を積んでいた人だけが、
この基本はこうだったのだと学び、
理解してそれを行うと、ものすごく違うんですね。

わかりますか?

つまり、今まで学んできたことに
一本の軸が形成され、更にレベルが
上がったりします。

ですから、出来てない人に
基本を教えても基本でしかないんです。

ところが、ある段階に行くと、
その基本は基本ではなく奥義になるんです。

そういう使い方が出来ない人間に
高度なテクニックを教えても無理なんです。

ですから、基本が基本でしかないものが、
色々知ってまた振り出しに戻って基本を学ぶと、
それがもう、とてつもないものになるんです。

これが、1を知って10を知るということです。

過去に私のブログに書いていますが、
これが「1を知り10を知る」ということです。

読んでる人はわかると思いますが
これは複雑なことで、

1を知り10を知るというのは
これだけではないんです。

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この「1を知り、10を知る」
過去に行った「触るからはじめる
オステオパシーセミナー第3回 」からの抜粋です。

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