これは7月23日に行う久しぶりのセミナーにおいて
公開する大変に重要なテクニックです。

<2020.7.23>動態観察法と痛み対処法セミナー案内

少し専門的になりますが一部紹介します。

知っている人もいるでしょうが、私は10代の頃から
武術が好きで、色々やっていました。

合気道や合気柔術、大東流合気柔術などでは、
坐り稽古(坐取り)から行い、立ち技の稽古をしていきます。

それには色々な意味があり、そのような練習体系を
それら柔術系の武道は取り入れているわけですが、

坐ることで下半身の力を使わずに上体を安定させて
技を使い、憶えこむことが目的の1つとなっています。

人間は直立して行動が出来るように進化してきたので
上体の動きに関しては無意識に下半身と連動して使っています。

生まれてから成長の過程で身につけていくのですが、
その時身体に悪い癖をつけたり、または何かの身体の
不調のバランスをとるために、本人の意識とは別に
下半身の動きを調整して安定を図ることがる。

それらは優れた治療者の観察によって
見つけ出すことが出来る。

今回のセミナーにおいて、

いかに人体は精妙なるバランスをとるのか、
どこを観察し、どのように調整を行うと
その結果、全身がどのように変化を起こすのか、
というところを紹介します。

今までの治療手技において考えてこなかった
視点による身体の見方です。

なぜ今まで自分の手技が有効でなかったのかを知る
大きな一助となるでしょう。