最近「脳の治療」のために時々
「水平バランス」を行ったり、
「重心足」の確認を行っている。

 

そこで面白い現象に気付いた。

 

重心、つまり自分の体重がかかっている側の
脚ということになるのだが、人間は大抵、
どちらかの脚に体重をかけるように立つ
(両側を均等にして立つことはまずない)。

 

術者(観察者側)の私が見ていると、
はっきりどちら側の脚に重心があるかが分かる。

 

本人に、「どちらの脚に体重が
かかっているか分かりますか?」と聞いて、
正しく言えることはない。

 

もし身体、心身が正常であれば、
当然感じ取れることである。

 

それが出来なくなっている。

 

私は最近2つの「脳バランス」の
テクニックを開発し、毎日の臨床で用い、
その為に必要な検査法を行っていて
気付いたことがある。

 

では、なぜこのようなことが生じたか?

 

考えられるのは3つの理由で

 

1.身体の重心の歪みに対して、
上体、頭の歪みが反対方向になっている。
調和を取ろうとしている為

 

2.脳が身体の状態を正しく認知、
理解できない状態になっている為

 

3.あまりにも身体を使うことと
離れすぎたため、感覚神経が正常に
機能しなくなった、または電磁波等で
神経系が狂ってしまっている為