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職人の生まれない時代 シリーズ・オステオパシー

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話を聞いてみると、美容師の世界も
人材を集めるのは大変だそうで、

 

「見て憶えなさい」はダメで、きちんと
手取り足取りで教えたり、マニュアルがないと
今の若者はついてこないそうである。

 

治療者も、どうやら、そうなのであろう。

 

セミナーや学校で教えるのも、
きちんとしたカリキュラムやプロセスがないと
ダメなのであろう。

 

確かに基礎の段階では、
それはもちろん大事である。

 

しかし昔より、「不立文字」「以心伝心」
「教外別伝」という言葉があり、

 

口で伝えられない感性や無形物を
心綬するとか感得するということがある。

 

しかしそれは、今の若者のような考え方では、
決して身につけたり身にまとうことはできない
世界のものなのである。

 

「基本の形」を学びたいのであれば、
それを教えてくれるところはいくらでもあるので、
そちらで十二分に勉強されたら良いと思う。

 

ただし、私が伝えているものは、
そういうものとは一線を画すものである。

 

また、私が言っていることが分からない先生ならば、
私が教えていたり、伝えていることの意味合いも
分からないままであろう。

 

私の教えることは、お金によって得られるもの
ではなく、また他の先生では教えられないものでもある。

 

人は容易に、しかも明確に手に入るものを
学びたがるものであろうが、私が言っているのは、
上の、またさらに上のレベルの世界の話である。

 

私が最近人に教えるのが嫌になってきているのは
この辺が理由であろうと思っている。

 

それでもセミナーをやろうと思うのは、
例え少数でも、私の言うことに聞く耳を
持つ人がいると思う(まだ少しは、この時代の
人に期待、希望を持っている)からである。

 

いま私が伝えようとしていることは、本来
いくらお金を出されても教えようと思わないものである。

 

無形のものは、そこに含有するものも多く、
応用発展させることのできるものであり、
ただその時に必要なものというものではなく、

 

治療という行為を行う上では、
生涯必要となるものだと考えている。

 

縁がなく、途中でやめる人も多いが、
少数でも続けていく人もいる。

 

その人たちのために、頑張らなければ
ならないと思っている。

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tajiri

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