生まれた時からの習慣なので
変えられないという人がいる。
少し前のテレビで大変勉強になる話を聞いた。
それはキリンの頚の重さは200kg以上
だそうですが、身体に負担は来ないのか、
という話でした。
それは、そうならない首のメカニズムが存在し、
他の4つ脚動物とは違うものでした。
それを映像で見て、すごいことだと思いました。
分かりますか?
またはこれを知っていますか?
私は知りませんでした。
「同手足」「なんば歩行」です。
つまりキリンは、右前脚、右後ろ脚→
左前足、左後ろ脚と動かして歩きます。
一般に4つ脚動物は交互に、右前脚、左後ろ足
というふうに歩いたり走ったりします。
なぜこの歩行をキリンがしたか?
それは上体があまり動揺しない、
させないためだそうです。
ところが、流鏑馬(やぶさめ)という、
馬の上に弓を持って乗り、馬を走らせて
的を射抜くという古来からの伝統行事の馬は
調教して、キリンの走法をさせるそうです。
つまり馬にとって、自然の走法ではないものを
調教してそのようにしうるということでしょう。
人は生まれつきだからとか、持って生まれた
ものだからとあきらめてしまうことも多いですが、
決してそうではないかも知れないことを
考えたほうが良いと思います。
本人の意思と努力によるもので
変わるのではないでしょうか?