これは聖書に書かれている言葉だったと思います。

 

私に言わせると、人は肉体という
物質のみではなく、精神、思考という
無形のエネルギーがあり、それがともに
健全でいられて、健康と言えるのだと
思います。

 

ゆえに、どんなに肉体的に病変を
取り除いたとしても、それによって
精神が正常化することは難しく
また逆もしかりで、この2つは
車の両輪のごとき関係にあります。

 

治療においては、どちらも苦手で
その技術は抜いておこうと考えがち
ですが、それでは本当に人は救えません。

 

ゆえに治療を生業とする人は、
時間をかけて少しづつでも良いから、
自分の苦手分野をなくしていく努力を
積んでいかねばならないのです。

 

今できなくても、2年後、5年後に
できるようになるでよいと思います。

 

そのためには自分の何が今足りなくて
何が必要なのか、きちんと自分の
やっていることに向き合わなければ
なりません。

 

そんなことできなくても、これが
出来るからよい、それは必要ないと
言って目を背けることはできます。

 

しかし、今から始めなければ、結局
その人はいつまでたってもやることは
できないでしょう。