人は、ネガティブは悪くて
ポジティブは良いと考えるだろう。
現に、ポジティブシンキングと
いうものがあるのだから。
しかし時として、そのポジティブが
負担になることがある。
「便秘症」の患者さんをWTSにて
治療した時に、最初に「プラス思考」と
出てきた。
それは何かを追跡すると、「抑圧」
という感情が出てきた。
その「抑圧」は何かを調べると、
家族からのものと出てきた。
その家族からの抑圧が何かを
知るために治療を進めた。
「あなたの家族の〇〇さんから
未来についての抑圧を受けていて、
それが便秘症と関係があるようです。
何個あるのか考えて、内容は言わなくて
いいですが、数を教えてください。
何個思い当たりますか?」
「〇個です」
「1つずつ思い浮かべてください。
1つ目」
NMRTは反応せず、2つ目で反応し、
他は反応しなかったので、「これから
2つ目のことについて調べていきますが、
内容は全く話さないでけっこうです」と。
NMRTでどのように考え、行動すべきかを
調べ、本人に伝え、そのように行って
状況を良い方に変えていっているイメージを
その人の意識の中に落とし込んで治療を
終えましたが、このようにプラス思考が
その人にマイナスに作用することがある
ことを充分に知っておいてほしいと思う。