今月の月刊秘伝に、大東流合気
武術の佐川先生のことを小原良雄
師範が語る記事が出ており、大変
興味深く読んでいる(まだ読み切って
いない)。
こういう価値ある記事は、ちびりちびりと
楽しみながら読まないといけない。
この記事の中で気になるところが
(今のところ)2つあった。
1つは、名著刊行会の「武術双書」に
ついてであった。
以前からこの本は知っており、難しくもあり、
またそこまでの知識はいらないだろうと
ペラペラと本の中を見ては思っていた。
しかし生前佐川先生は、武術をやるなら
古武術の常識ぐらいは勉強しときなさいな
ということで紹介されていたとのことで
私もさっそく探し、手に入れた。
そしてもう一つは、小原師範が佐川先生から
合気を受け取った(合気の種という)ときに、
「〇」と「・」=マル・ポチと表現されて
いるが、「〇・」が合気の何かということを
イメージでつかんだそうである。
私は、「すごいことだな!よくこの話を
表に出したな!」とびっくりした。
「〇」すなわち円は、中心から偏りない
力が放射されて広がる
「・」点、ポチは力の集約点または
支点を示すのではないか?と感じた。
もしかしたら違う意味合いかもしれないが。
なにはともあれ、今月の「秘伝」はすごい。
そういう表現の仕方で言うと、バイオ
ダイナミクスは〇〇〇・〇であろう。