これから書くことは、私が今書いている
「頭蓋治療教本2」からの抜粋である
(内容は変えてある)。

 

制限消失し、病変を治すとは?

 

制限とはオステオパシー病変も含めてのことであり、
治療はこの身体機能を不正にし病変をもたらす
病変ということであり、本人が自覚あろうが
なかろうが、我々が治す対象としているものである。

 

それが無くなれば、身体は変化していき、
体調は正常化に向かうと考えられている。

 

では治るには病変をどのようにすれば
良いのかということになる。

 

制限が治るとは、3つのステップを
踏んでいくということである。

 

1.ゆるむ
2.リリースする
3.正常化する

 

どの病変(制限)であっても、
この3つのステップをふむ。

 

多くの治療者が、治療すべきところを見つけて、
この組織を治してもよくならないなら、以下の
2つの理由が考えられる(一般的に)。

 

1つは本人に回復力がない、またはすぐに
回復できる状態にないほど慢性化していたり、
状態が悪い。

 

もう1つは、2つのステップがきちんと
踏めていないことである。

 

第2ステップまででも、動きはよくなったり、
圧痛は消える。

 

しかし第3ステップまでいかないと、きちんと
治したことにならず、結果は出てこない。

 

海外のセミナー講師がもし詳しくこのことを
説明し、実技をやってくれているとしたら、
その先生はなかなかに良心的である。

 

私の「触るから」のセミナーも、触ることによる
変化をしり、治療効果を出すまでの感覚が育つ
ようにステップバイステップで行っている。

 

そのような技術を学びたい先生は、
「触るから」のセミナーに参加すべきである。