よくある質問
どこのオステオパシー治療院でも、同じような治療ではないのですか?
オステオパシーの2〜3つの技法、たとえばカウンターストレイン、CST、筋肉エネルギーの技術を使えるというだけではオステオパシーの真髄をあらわしているとは限りません。オステオパシーの治療にあたっては、スティル博士の哲学を理解して人体をよく知り、その状態に適切な刺激を与えるためには何の技法を用いたらよいか、またどういう状態に持っていくことが健康になるということかがわかっていなければなりません。
その解釈は治療する先生によって違うことがあり、その結果、アプローチ方法も違ってくるため各治療院のやり方は違うと思われます。また同じ技法を用いても、その習熟度によって効果の出方も変わってくると思います。
1回にかかるだいたいの時間はどれくらいですか?
1回あたり約40分の枠を取っていますが、当院では治療行為に対して「1分いくら」という考え方をしていません。それは、その時の患者さんの状態によります。たとえばケガ等による衰弱があれば短時間でもっとも有効な最小刺激で治療を終えることもありますし、アレルギー治療が入れば安静時間を入れると40分を越えることもあります
どのような服装で行けばよいでしょうか?
当院にてパジャマを用意しておりますが、ご自身のパジャマを持参いただいてもかまいません。
身体を締めつける下着等は、治療後の緩んだ身体に負担をかけることもありますので、なるべく楽な服装でお越しになることをおすすめしています。
また、底があまり磨り減った靴ははかないようにし、女性はハイヒールを避けてください。
治療前に食事をしても大丈夫ですか?
できれば、治療の1時間前くらいまでにはお済ませください。
どれくらいの間隔で、どれくらいの期間通うのがよいでしょうか?
痛みの強い方はできるだけ早く、2〜3日以内にもう一度来院してください。慢性疾患の方は最初の2〜3回は1週間ごとに反応を見て、通院間隔を1週間より短くするか長くするかの判断をします。
急性疾患(たとえば急性腰痛であるギックリ腰)なら、2〜3回の治療でかなり改善され日常生活は困らないくらいになってくるでしょう。慢性疾患の場合は、組織が長い間患っていて回復力を失い、また身体が本来の体力を失っているため他組織も色々と病んでいることが多く、全身が回復して健康になるまでには時間がかかります。
しかし、患者さん各個人で状態が違ってくるため一概には言えませんので、先生の指示に従ってください。初回治療の後、症状の改善が見られた場合は、生活や仕事の状況を見て負担が生じる具合を患者さん自身にご理解いただいて、来院の間隔を決めていきます。
痛みが解決したように見えても身体が健康になっていなければ、別の疾患が発生することも多々あります。途中で通院をやめてしまわれないことをおすすめします。
オステオパシーは、痛くありませんか?
整体やカイロプラクティックなどのように、骨をバキバキいわせるような治療法はとりませんので痛みはありません。また、個人差はありますが、マッサージなどによる揉み返しのような症状もほとんどありませんので、どうぞご安心ください。もし痛いということがあれば、そこは腫れていて、痛くないように触れて動かしても痛むことはあります。
保険は適用されますか?
グリーンハウスでの治療は、保険の適用外となります。あらかじめご了承ください。
将来保険適用となっても当院では使うことはないと思います。なぜなら一回の治療費が安くなれば、一日にこなす人数を多くしなければならず、必然的にひとりの治療時間を短くせねばならないからで、そうすると深いところまでの治療ができなくなるからです。
オステオパシーを受けてはいけないのは、どんな人ですか?
生まれたての赤ちゃんからお年寄りまで、禁忌はありません。
ただし、病院で骨折と診断された方への治療はできかねます。また、骨折による通院・治療中の方もお断りする場合があります。その他、治療が適切ではないと判断された場合には、患者さんのご要望があっても治療は行いません。
他と比べて料金が高いように思いますが、どうしてですか?
当院ではオステオパシーによる高いレベルの技術によって、単に疲れをとったりリラックスできたりするだけでなく、一人ひとりが本来持っている「生命力・健全力」にアプローチします。また、積極的にセミナーなどに参加し、常に新しい技術を習得しては治療へと取り入れています。こうした独自の治療だからこそ、独自の料金設定とさせていただいております。効果を実感いただいた方の中には、ご家族で通院される方も多くいらっしゃいます。